皆様、いつも大変お世話になっております。富士市の外構・エクステリアのRYOKKUN(リョックン)です。
今月も弊社の近況報告と、植物が大好きな皆様に少しでも有益なコラムをお届けしようと思います。ぜひご一読いただければ嬉しいです。
季節はすっかり秋から冬になりつつあります。ということで、今月は植物の冬の管理に関してお伝えしていこうと思います。冬の植物の管理を行う際、皆さんが疑問に思うことは、
・この時期は植物は剪定していいのか。
・冬は植物に水をあげても良いのか。
・どんなタイミングで室内に移動させてあげればいいのか。
先日、弊社の近くにて行われました「みんなでカフェ + 本光寺」に、我々も出展させていただいた際に、たくさんのお客様にこれらの質問をいただきました。
では、一つ一つ皆さんの疑問を掘り下げていきましょう。
まず結論から申し上げますと、基本的に寒さに強い木は切っても大丈夫ですが、寒さに弱い木は切らない方が良いかと思います。
基本的に落葉樹は冬に葉を落として、冬眠状態になるので、剪定時期としてはベストなタイミング。太いところで切ったりする強剪定は、落葉樹に関しては冬がベスト。(本当は冬の終わりの2月頃がベストシーズンだと思いますので、今のうちに予定を立てておいても良いかと思います。)
では常緑樹はどうなのでしょうか。実は一番難しいのは常緑樹剪定。木の性質を知らないと冬に切れません。冬に切られることを嫌う代表的な木は、オーストラリア系の植物とか、南アフリカ系の植物。これらの木は、冬のシーズンは切らない方が良いです。
春に花が咲く植物も、冬に切ってしまうと花芽を落としてしまうことになるので、春に花がつかなくなってしまいます。気をつけてください。その代表的な例が、近年流行っているアカシア、ミモザ、ブルーブッシュなど。基本的にはこれらの木々は冬の時期の剪定は控えてください。これらの植物は、春に花が咲き終わったタイミングで剪定してあげてください。
昔から日本でよくみられる木で、冬に剪定しない方がいいと言われている木は、
・モッコク
・マキ
これらの植物は冬の間は整える程度で抑えてください。強剪定をしてしまうと枯れてしまうので要注意。
逆に、昔から日本でよくみられる木で、冬の剪定が適しているのは、
・松を代表とする針葉樹(もみの木、コニファーなど)
これらは冬に切ることが好ましいと言われている植物です。太いところで切ったりする時には冬のシーズンに行ってください。切っても松脂が出にくい冬に切ってあげることが適しています。シーズンを間違えて選定すると、松脂が垂れます。松脂が付いてしまうと光合成・皮膚呼吸ができなくなってしまい、枯れる原因になるので要注意です。
・オリーブ
・アカシア類
・バンクシアなどのオージープランツ
・ヤシ類
・柑橘系植物
・アガベ
・マキの木
・モッコク
・サツキ、ツツジ
・金木犀
・温暖な地域原産の植物全般
・シマトネリコ
・マツ
・ウメ(花が終わった頃)
・コニファー類
・スギ、ヒノキなどの針葉樹
・モミジなどの落葉樹全般
冬場に根を腐らせてしまうお客様が多い気がしています。なぜなのか、真剣に考えていきましょう。
「冬場に水をあげていいのか」という疑問に対してですが、単刀直入に言えば「あげても良い」が正解です。しかし、冬は基本的に植物はほとんどの植物がほぼ休眠しているため、ほぼ水を吸いません。
冬の水やりは、土がカサカサに乾燥してしまって、根っこを痛ませない程度に土を湿らせてあげる程度の水やりが好ましいです。冬は常に乾燥しているくらいの土でキープしてください。冬の間は土に水分があると余計に冷やされてしまいます。また、成長していない時の水分は、根を腐らせてしまう大きな原因になります。少し保湿する程度にあげることを念頭に持ちならがら、とはいえ、土が完全にカラカラに乾燥することは防ぎましょう。
目安としては1ヶ月に1回程度が良いかと思います。(土質に寄って乾燥具合が異なるため要観察)とにかく冬の時期は土が完全に乾いてない状態をキープしてあげることが大切です。
あともう一つ大切なことなのですが、冬場に水を上げる場合は、必ず朝にあげてください。お昼でもダメ。朝です。夕方なんてもってのほか。凍えて凍ってしまいます。せめて10時までには水やりは完了させてくださいね。冬場に二体が濡れた状態で外に放り出されたら人間だって凍え死んでしまいます。植物も同じなのです。
まずは、自分が住んでいる地域の最低気温を知ることが大切です。
次に、自分が育てている植物の耐寒性温度を知りましょう。耐寒性温度は植物によって一つ一つ異なりますので、インターネットで調べてください。その耐寒性温度になるかならないか、そのくらいの時期に、もしくは、それよりも少し前に植物を取り込むのがベストかと思います。
基本的に植物は冬には成長しません。成長しないということは、多少日当たりが悪くても大丈夫。寒くて成長ができない時期というのは、基本的に太陽光はそこまで必要ありません。逆に、あまり暖かくなりすぎないところを選んであげてください。
常に人がいるような場所(暖房がかかっているリビングやオフィス等)では、植物は確実に体調を崩します。環境の変化に体が振り回されてしまい、必ずダメになりますので要注意。
外にいた子達を室内に入れるときには、外よりもちょっとだけ暖かいところに入れてあげることが大切なのです。「耐寒性温度を下回ることのない環境で、著しく環境を変えないこと。」これが非常に大切なのです。
家の中の温度が10度以下に収まるような場所がベストです。ギリギリこの植物怖いよねという(室内にしまってあげた方がいいのか、判断に困るもの)に関しては、外でも寒さを感じない場所(軒下、風の通りがないところ)に移動させてあげましょう。
またこういう子達には、冬場には一切水を与えないということも大切です。先ほども書きましたが、植物は「急な環境の変化」を非常に嫌います。多少日当たりが悪行くてもいいので、外気との温度変化が極力少ないところにおいてくださいね。
冬の植物の管理方法で悩んでいる方はとても多いと思います。気に入って買った植物が死んでしまうのはすごく悲しいことですよね。このコラムが皆さんの力になれば嬉しく思います。
「それでもやっぱり自分では判断出来ない」という方は、一度ご来店ください。植物を大切に思うあなたの気持ちに少しでも寄り添うことができれば、そんな嬉しいことはありませんから。
植物は人間が思うほど弱くない。枯れてしまうのは大抵、人間の過剰な管理や間違った管理が原因。その植物がどういう体質なのか、この機会に調べてあげてください。分からないことや、不安、疑問などがあれば、お気軽にRYOKKUNになんでも聞いてくださいね。SNSやHPからのDMもいつでも受け付けているので、お気軽にお待ちしております。
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