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コラム:【SDGs】ドライガーデンの魅力について。

2021年05月11日

お世話になります。

静岡県富士市の外構・エクステリア専門店、グリーンテル緑訓の代表:藤田です。

今回のコラムは、SDGsの観点からドライガーデンの魅力についてお話ししようと思います。

ここ最近では、弊社のInstagram経由から、「水を必要としない植物:ドライガーデン(アガベ、オージープランツ(オーストラリアの植物))」に関しての問い合わせが非常に増えております。この場をお借りいたしまして、お問い合わせいただきました皆様に感謝御礼申し上げます。

 

さて、このドライガーデンですが、元々は日本に自生していない植物ですので、寒さに弱く、一歩間違えるとすぐに枯れてしまいます。

最近は、これらの植物が日本の市場全体的に流行しているため、流行りのものは大手のホームセンターが買い占めてしまい、我々のような業者でもなかなか手に入りにくい状況が続いています。先にもお伝えしたように、ドライガーデンは元々日本にはない植物なので、日本の風土に合っていないものも多く、全体の生産量は限られており、なかなか仕入れることが難しい状況なのです。

 

専門職でないホームセンターで購入する際には、植物の特性や育て方などの説明はしてくれないことが多いため、要注意です。ホームセンター大手KHさんでは、グリーンアドバイザーと呼ばれる方が常駐しているようですが、なかなかしっかりと植物を理解している人は少ない印象でした。(先日業界研究も兼ねて、こっそり偵察に行ってきましたm(_ _)m)

知識があまり無い方がWebからの情報を鵜呑みにして、右から左という感じで販売しているというのが実情のため、本質的な部分を消費者に伝えきれておらず、僕らプロとしては少し残念な印象を受けます。

 

餅は餅屋

「餅は餅屋」という言葉があるように、しっかりと長い年月を寄り添っていく覚悟があるのでしたら、植物はしっかりとした専門業者から購入することをお勧めします。たかが植物ですが、「一つの命」ということを忘れないでいただきたいと思います。

 

つくる責任 つかう責任

このような現象は植物だけに限らず、ペット業界でも同じようなことが起こっています。

年間10万頭。皆様この数字が何の数字か分かりますでしょうか。この数字は「年間保健所で殺処分される動物の数」です。信じられないですが、これも事実なのです。同じ生き物として、このような事象は大変悲しく思います。

植物の事例と同じように、ペットの仕入れもホームセンターに根こそぎ取られている。という現象が起こっています。ペットも植物と同様生き物です。生き物なのでもちろん生産頭数も限られています。需要と供給のバランスが取れていないため、価格も2倍から3倍になりつつあります。見た目の好みだけで生き物をモノとして買うことはやめませんか。我々消費者の意識改革も非常に重要になってきます。

つくる責任 つかう責任。これからの時代、とても大切なことです。

 

「無法地帯」に物申す!

このような現象は動物だけに限らず、植物にも同じことが言えます。今、植物業界が無法地帯になりつつあります。知識がないのに、あたかも知っている風に売っている現実が見受けられます。

オージープランツ・サボテン、多肉植物等の植物は、もともと日本にはない植物です。そのまま植えても育ちません。四季があり、湿度も高く寒暖の差が激しいのが日本ですから、普通に育ててはすぐにダメにしてしまいます。価格も安くはないので、せっかく高いお金を払って購入してもすぐに植物をダメにしてしまう方が多いです。育てる知識は我々プロは持ち合わせています。

 

まずは土作りから始めよう!

落葉樹は葉が落ちます。彼らは自分の周りに葉を落とします。落とした葉には、小さな微生物が住み着き、微生物は餌である枯葉を食べ、フンをして自然の有機肥料が出来上がっていくのです。このような循環サイクルを古来から日本に自生している植物は行って生きています。

しかし、今流行っている植物(ドライガーデン)はこのようなサイクルを行うことができません。そもそもドライガーデンは、水が嫌いな植物です。人気のあるオリーブ、ミモザ、アカシアなども湿気を嫌います。日本の風土に合っていない植物の環境は自分で作ってあげることが大切です。

今回は特別に、皆様に弊社が研究を重ねたオリジナル土の作り方をご教授いたします!

 

万能土の作り方

ドライガーデンに向いている土とは、

1:排水性と、水もちを両方とも兼ね備えている

2:土の中の酸素が多い土である

3:無駄な水分が滞らない土

このような土がドライガーデンには向いています。

 

今回ご紹介する土は、2種類ご紹介いたします。

あまり細かいもの水はけも悪くなるため、弊社は中粒よりも少し大きいものを使用しております。

 

パーライト?

植物に興味を持ち始めると「パーライト」という土を耳にすることもあるかと思います。

パーライトが入っていることで酸素含有量も多くなります。パーライトは、保水性を高めて排水性ものよくなるのが特徴です。一度パーライトが水を含むと、ミネラル水に変えてくれる働きをします。要は根を育つ要件である、発酵を促してくれるのです。微生物が活性化し、通気性も良くなり、土中の酸素量が良くります。自ずと根も貼りやすくなる。

ほとんどの自宅は、土がネチョネチョしているので、黒曜石パーライトを使用しています。

土地によって、土の質が全然違います。ご自宅の下地の土がどういう状態なのかを確認した上で、配合を決めることをお勧めいたします。

 

山砂だけはNGですよ。

最近山砂だけで植物を育てようと試みている方をお見かけすることが増えましたが、弊社では山砂だけでの育成はお勧めしていません。栄養素がないため、発根作用がないためです。

粘土製がある土ではないので、砂の上に肥料を撒いても、水と一緒に栄養分も流れてしまいます。

弊社のオリジナルブレンド土の中に3分の1腐葉土を混ぜているのは、このためです。

 

裏山で取ってきた土(外の土を)を使いたい場合

自分の庭を掘った土を使いたい場合もあるかと思います。その際には、有機成分と化成肥料(腐葉土に対して、4分の1と5分の1程度)を混ぜ込んでください。

弊社では化成肥料を10:1の割合で混合しています。もしくは、定期的に置き肥を行います。

あまりふかふかしすぎているといけないので、赤玉土を混ぜてあげてもいいと思いますよ。

 

次回コラムもお楽しみに。

グリーンテル緑訓:藤田