みなさま、こんにちわ。富士市のお庭・エクステリア・外構工事専門店のグリーンテル緑訓です。
富士・富士宮地区では梅雨明け間近!夏真っ盛りのシーズンがいよいよ到来です。気づいたらもう8月です。季節の移ろいは早いものですね。
さて、今回のコラムは梅雨明け夏間近のシーズンということで、夏の暑さ対策に対して、お庭屋さんの観点からお話しさせていただこうと思います。
夏のお庭。皆さんがやはり欲してしまうのが「涼しい日陰空間」ではないでしょうか。小さなお子さんが庭で遊ぶにしても、日差しが強すぎる日などは「そろそろ、おうちに入りなさい!」となってしまいます。
毎夏、日陰の確保に困っていらっしゃる方も、ご自宅のお庭に植樹することによって、木の屋根を作るという考え方はいかがでしょうか。
例えば、身長が2メートル〜4メートル程度で成長が止まる木(ソヨゴ、フェイジョア、オリーブなど。)を植樹し、下の枝を剪定して傘状にしてあげれば木陰にすることも可能です。
先月のコラムにお話ししたように、冬場は日の光が入るように敢えて落葉樹を植樹することもおすすめです。
植木って結構理にかなっていると思いませんか?
植木に水をあたえるのも大切ですが、お庭の砂利や岩にも打ち水をすることにより、お庭の温度がガクンと下がります。植木にも水をあげたら、お庭全体にも水をまいてあげて温度を下げましょう。
「打ち水をすると、家の周辺温度が上がってしまい、蒸し風呂状態になってしまう。」
という声を聞くことがありますが、断言しますが、そのようなことはありません。真夏の地面は熱を吸収し続けます。一度打ち水を行うだけでも、結果を肌で感じることができると思いますよ。
公表されている統計によると、真夏のシーズンの炎天下に晒されたウッドデッキの温度は、50度前後まで上昇するようです。(個人的な体感だと、それ以上。とてもじゃないけど暑くて触ることができません。)一方、天然の木で作られたウッドデッキは炎天下に晒されても、40度前後までしか上昇することはありません。
もっとも、熱が上がりやすい素材は「木粉入りの樹脂」です。この一番市場に出回っている素材が最も温度が上がりやすいのです。夏場、ウッドデッキを使用する前には必ず打ち水をしたり、シェードを作ってください。肌が弱いお子さんですと、50度で火傷してしまうこともあります。お気をつけください。
近年までのウッドデッキは、メンテフリーという便利さから「樹脂製のデッキ」が数多く流通しておりました。しかしウッドではないウッドデッキは、熱を吸収しやすかったり、水を撒くとシミになったり、油が飛べばシミになったり、とデメリットもあることも事実。
最近では、そんな悩みを解消してくれる「タイル張りのテラス」が流行り始めているのを皆さんご存知ですか?設置設定の初期コストに関しても、木粉入り樹脂のものと比べても、同じくらいのコストで設置ができるのも人気の理由の一つです。
でもやっぱり、ウッドデッキは木製のウッドデッキをオススメしたいです。
よく、「木のウッドデッキは腐るし、メンテが大変。」という話を聞きませんか?これもお庭によくある大きな間違いなのです。
ウッドデッキは一年に一度、防腐剤入りの塗料を塗っておくだけでものすごく持ちが良くなります。以前、弊社のお客様のご自宅に、檜製のウッドデッキを納品させていただきました。設置から15年が経ちますが、一年に一度のメンテナンスのおかげで、まだまだ現役のウッドデッキです。
防腐剤塗料を塗る一年に一回のメンテナンスの時期に関しては人それぞれの考え方があると思いますが、個人的には梅雨前の時期がおすすめです。ウッドデッキは、一年に一度でいいので、綺麗に防腐処理と撥水処理を行うだけで劇的に長持ちするんです。
昨今の住宅業界では、メンテフリーの素材が主流です。しかし、そのメンテフリーの物や素材が傷ついたり壊れたりした場合には、素人の修復が困難であることもあります。
自然の素材を扱って、自然とともに共生していくということは、手をかけてあげなければ応えてくれません。良い着物は手をかければかけるほど、どんどん良くなっていきます。子育ても同じことが言えると思います。自ら学ぶ力、手をかけるということを惜しんでは、本当の意味での充実感は味わえないのだと思います。
さて、今までは「温度」という観点からお話しさせていただきましたが、最後に「五感で感じる涼しさ」をご紹介させてください。
例えば、ご自宅に招いたゲスト様。暑い夏にわざわざ自宅までお越しいただいたお客様に対して、少しでも涼しげな感じを演出できたら素敵ですよね。
例えば、玄関の隣に水鉢を置いて水を貯めた上に、お庭で採れた花を浮かべておくだけで、目だけで涼しさを感じることができます。
日本は昔から、水鉢や、獅子落とし、蹲、など、水の音や水の表情で涼しさを感じる文化がありました。自然を肌で感じることで生まれる心の余裕も、涼しさを演出してくれるものです。涼しさを五感で感じると、暑さも安らいでいくのが実感できると思います。
植物にお水をあげる時間帯は、朝か夕方にあげてください。可能であれば早朝、仕事に行く前の時間を利用して水やりをしていただくと、清々しい1日のスタートを切ることができると思います。
ちょっとしたことで、無理のない程度にお庭を楽しむだけで、人生の余裕が生まれるものです。グリーンテル緑訓では、お客様のより豊かな人生を送るために、庭屋からのアドバイスができれば光栄です。
株式会社グリーンテル緑訓:藤田賢一